体調不良日記-Ver.2005- 3日目。

昨日と同じような進行。痛みがずんずんと続く。いっそ切り裂いてくれた方がましなのに。早く終わるか、もうずっとなくなるかしてしまったら楽だろうなと思う反面、こなくなったらなったで戸惑ってしまう自分がいるのもわかってる。たとえそれがありえない話だとしても、やはり一瞬考えてしまうことが、あるから。面倒。
赤い悪魔に押し切られた。私を縛るのはやめて。言葉の力で捻じ伏せるのはやめて。もう嫌だ逃げ出すしかない。逃げてはいけないと自分に云い聞かせてきたけど、もう、無理。ごめんなさいと心の中で祈るように呟きながら、今日、誘惑に、負ける。快楽なのか、苦悶なのかわからない。せめて一瞬でも何かを忘れられたら。そう思う。でもすべてきちんと記憶してしまっている。アルコールが少し感覚を鈍らせていたのが幸いだったかもしれない。ここのところ毎晩飲んでいる。そんな形で逃げまわっているのは、知覚していたけど。だけど蹴り出された指先が虚空を掴んで、はい、おしまい。